ユキッチンを始めてからずっと作ってみたいと思ってたのは、パンダ。パンダシリーズをいつか始める事が夢だった私としては、今回のパンダレシピは記念すべきパンダ初作品! 私、パンダにはメロメとなんです。パンダグッツのためだけに上野行ってほっこりしてる変人です(笑)。
最近、白玉の多彩性を発見。白玉って、実は簡単にできて形も多様に変えられ、フードアートを作るのにはピッタリのアイテムなんです。今回のパンダも、白玉を使ってできています。
ところで海外に行くと、外国人は白玉をモチといいます。がんばって違いを説明してるんですけど、どこへ行っても抹茶パフェにのっかってる白いのは必ず「モチ」と書いてある。なんかピキッてきますね。生粋の日本人としてはここはハッキリさせておきたいとこ…。
- 白玉: 粉末状の白玉粉(もち米/餅米粉)に水を加えて練り、丸めて「茹でる」。
- もち:蒸したもち米をうすに入れ、粘り気が出るまで杵でついて作った物。(最近は自動餅つき機などもありますが、やはり杵つきが一番美味しい)
あんみつは大好きです♥️ 日本を代表する甘味のひとつのこのあんみつは、寒天、あんこ、白玉、旬の果物とアイスクリームでできている優れもの。私はこれ全部に浸透する様に黒蜜をかけるのが大好きです!
- ・寒天パウダー 4g
- ・水 2カップ
- ・抹茶パウダー 小さじ2杯(もしあれば)
- ・メープルシロップか蜂蜜 大さじ1杯
- ・黒砂糖 80g
- ・水 1/3カップ
- ・白玉粉 70g
- ・絹豆腐 70g
- ・ココアパウダー 大さじ2杯
- ・いちご 3〜5個
- ・オレンジ 1個
- ・あんこ 大さじ3杯
- ・抹茶アイスクリーム 1~2スクープ
私は自作の黒蜜を使いましたが、市販の黒蜜でもオッケーです。ただ、市販のものは黒の着色料が入っていることがほとんどです。ラベルをチェックして、体にいい黒蜜を選びましょう!
1:黒蜜を作る。黒砂糖、はちみつ、水を小さい鍋にいれ、中火で温めます。混ぜ棒ですべてミックスし終わるまでひたすら混ぜましょう。沸騰したら火をとめて、熱が引くまで少し待ちます。その後、できた黒蜜は冷蔵庫で保管しておきましょう。
2: 寒天を作る。水を計りお鍋にいれ、そのあと寒天パウダーを入れます。中火で温め、その間混ぜ棒で軽く混ぜましょう。沸騰したら弱火にし、2分ほどそのままにしておきます。この間もひたすら混ぜながら作業する事! その後、四角い入れ物に寒天のもとを入れ、冷蔵庫で固くなるまで待ちます。20〜30分ほどすれば固くなるはず。
3: 抹茶寒天を作る(もしあれば )。もし余裕があって、抹茶の寒天を作りたい人は、さっき作った寒天の1/4を違う入れ物にいれ、抹茶パウダーと混ぜましょう。もし抹茶の苦みが苦手な人は、ここで砂糖を入れてもオッケー。4: 白玉の材料を混ぜる。固まりがスムースになるまで、手を使って捏ねます。もし具がドライすぎたら、豆腐を少しずつ加えてみましょう。(ドライすぎると、あとでパンダのパーツを作るときにくっつきにくくなっちゃうんです。)5: 白玉を2種類に分ける。作った白玉のもとから、1/4分を分け、それにココアパウダーを混ぜましょう。実際お湯で茹でるとき色は今よりも濃くなるので、心配になって量より多めのココアパウダーを入れなくても大丈夫ですよ。6: パンダの顔作り!これが一番楽しい! パーツをくっつけるとき、白玉がドライすぎない様にしましょう。茹でている間に耳や目がとれちゃう事がよくあるので、水分補給を怠らないように! 耳なしパンダなんて可哀想すぎです。
7: パンダを茹でる。弱火で沸騰しているお湯のなかに、ゆーっくりとパンダを落としていきましょう。茹で上がりのサインは、パンダが浮かんできたときです。それまで大体5分ほどかかります。8: 浮いてるパンダをピックアップ。浮いてたら、茹で上がったサイン。上手に回収してあげてください♥️9: 寒天をカットする。このころになったら、寒天はもう固まってるはず。ナイフをこのように入れ、四角い寒天になるようにしましょう。10: 寒天をお皿に盛りつけ。もうすぐであんみつっぽくなります! 11: 残りの材料を飾り付けして、出来上がり!黒蜜を横におき、完成です!パンダの形した白玉あんみつです♥️12: 黒蜜をかけて食べてね。パンダの顔に黒蜜!美味しそうです。キッチンの友のMr.パンダ。撮影に協力してくれたので、彼の分のあんみつも作ってみました。ちょっと嬉しそうかな♥️日本人のフードおたくとして、日本以外で最高においしいスイーツを見つけるのは難しい。チーズケーキ、チョコプディング、ブラウニー…。このような外国のものは立派に美味しいスイーツです。でも日本の甘味ほどWOWと言わせるような絶品はないと考えています。あんみつなどの素晴らしい日本のスイーツは、私にとっては音楽そのもの。白玉を口の中で噛み締める時、まるで三味線のあの素敵なメロディーが聞こえてくるんじゃないかと思うほど、日本食は私にとっては音楽そのものです。まぁ私ほどオタクな人間もあまりいないとは思いますが、ここまで夢中にさせてくれる食に出会えた事と、日本人として生まれたことを光栄に思っている、ってことです☆それでは楽しいクッキングを!
xx
-有希
Ericka says
The honey you use is thicker and a different color than the honey that one usually finds in American supermarkets; what type of honey is it and is there anything special about it?
Yuki says
Hello Erick!
I used organic longan honey here. It does look thick because my honey was kept in a fridge on that day 😛